黒皮鉄の手摺り
こんにちは
今日は高柴商事㈱ の兼本さんからご依頼頂きました、
黒皮鉄の手摺をご紹介させて頂きます。
部材はフラットバー6×38。
長さとしては約600mmと比較的短いもので、
玄関に設置する立ち上がりの際の手がかりとなる手摺です。
角部分は火で焼いてハンマーで叩き角を丸めています。
サンダーやグラインダーで角を丸めるよりも表情豊かな仕上がりになりますね。
また部材の切断面が焼けて色が馴染むというメリットもあります。
んー、黒皮鉄のフラットバーならではの風合いです。
画像は素地ですが、仕上げに焼付けマットクリアを施したのでもう少し
しっとりしたテイストになりました。
さて、
この緩やかな曲線はどうやって作るのか。
実はこの様な太古の機械を使います。
(あまりにも古すぎてアンティークマシンの様です‥)
回転する三つローラーに部材を挟み、ローラー間の距離を
調整しながら圧力をかけて形状を変化させていきます。
するとこんな感じに。
実際に取り付けをされた画像を頂けるそうなので、
また追ってご紹介させて頂きますね。
それではまた
■神戸の小さな鉄工所 ㈱ヤマナカ産業
■鉄の素材感を生かす物づくり。 aizara-アイザラ-
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