明けましておめでとうございます。
新年最初の記事は-aizara-(アイザラ) の黒皮鉄スイッチプレートの
メンテナンス方法をご紹介する内容です。
勿論、黒皮鉄スイッチPLは私の自宅でも使っています。
気になる使用感ですが、廊下や寝室といった場所はあまり変化はありません。
(多少の手の跡はついていますが特に気にならないレベルです。)
ただ、頻繁に使う場所は手の跡が少し目立ちます。
特にここは濡れた手のまま触る時もあるので余計ですね。
(原則的に水回りでのご使用・設置は推奨しません。)
また、
元の黒皮鉄の色が比較的薄い場合は手の跡が付き易いです。
この「手の跡」というのはズバリ 「脂(あぶら)」 です。
という事はこの脂を取れば良い訳です、つまり「脱脂」ですね。
一番良いのは塗料用シンナー。
でも一般のご家庭にはなかなかありませんよね。 ではどうするか、
ウェットティッシュでOKです。
ただし、脱脂が目的なのでアルコール性のものをお選びください。
壁から外したプレートをウェットティッシュで拭いてください。
そしたらアルコールが乾く前にティッシュペーパーでから拭きしてください。
その時、鉄の目の方向(短手方向、つまり横方向)に拭きとってもらうと良いです。
こんな感じに綺麗になりました。
除光液でも脱脂はできますが、揮発性が高いからなので拭きとった跡が顕著に
残ってしまうのでウェットティッシュがベストです。
※なかには脱脂しても取り除けない汚れ・脂もあります。
素地の黒皮鉄が持つ特有の経年変化とご理解ください。
とはいえ、
スイッチプレートなんかにメンテンスなんて面倒くさいという方もおられると思います。
そんな方にはベストな方法があります。 それは、
全体に手の跡をつけてしまう、です。
手の触れてるところと手の触れてないところがあるから目立つわけです。
という事は一度全体に触れてしまえばその差がなくなり気になりません。
それがこの状態です。
この状態だともう手の跡が気にならなくなりメンテナンスフリー状態です。
どうでしょう、むしろ綺麗な状態よりも鉄らしく味や風合いを感じませんか。
近いうちにaizara の黒皮鉄スイッチプレートを実際にお使いになられてる
店舗や住宅の画像もご紹介させて頂く予定です。
という事で、新しい年が始まりました。
本年も黒皮鉄プロダクトのヤマナカ産業 を何卒よろしくお願いいたします。
■ 神戸の小さな鉄工所 ㈱ヤマナカ産業
■ 黒皮鉄プロダクト -aizara-